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Q  楽しかったこと、うれしかったことは?
A 3年生の春季全県大会で23年ぶりのベスト4になることができたことです。 目標の甲子園出場を果たすことはできませんでしたが、チーム一丸となり夏のシード権を獲得できたことはとてもうれしかったです。

Q  苦しかったこと、つらかったことは?
A 結果がなかなか出せず、チームのみんなが救ってくれたピンチ、繋いでくれたチャンスを生かすことができなかった時はつらかったです。期待に応えることができなかっただけでなく、表情や態度に出してしまうときもありました。 自分の甘さが出てしまったことに反省しています。

Q  自分が成長したと感じることは?
A 度胸がついたことだと思います。1年生の頃は消極的なプレーが多く、四死球などのミスですぐ崩れてしまいました。 学年が上がり責任も増す中で、日頃の投球練習から攻める意識を強く持つことを忘れずに練習するようになりました。 そして、試合経験を積ませてもらいどんな場面でもインコースに腕を思い切り振れるようになりました。

Q  感謝していること、感謝している人は?
A 家族と佐藤農監督です。家族は小さいときから自分の練習にたくさん付き合ってくれました。 母は毎日おいしいご飯を作ってくれました。家族の支えがあったからこそ大好きな野球を続けることができ、充実した高校野球生活を送れました。 監督は1年生の時から大事な場面で多く起用してくれました。甲子園に連れて行ってあげることができず残念ですが、監督のおかげで野球の技術だけでなく、人としても成長できました。本当に感謝しています。

Q  座右の銘、好きな言葉は?
A 「勇往邁進」です。自分の目標や目的に向かって、恐れることなくひたすら前進するという意味です。 この言葉を大切に、目標の〝甲子園出場〟と、目的の〝野球を通じた人間的成長〟を果たすために日々努力してきました。

Q  これからの目標や夢は?
A 大学に進学し野球を続けます。少しでも早く主力となって明治神宮大会に出場したいと思っています。 大学では必ず活躍してプロ野球選手になりたいです。 プロに行くことでこれまでお世話になったたくさんの方々に恩返しできたらと考えています。

Q  一緒に頑張った仲間たちへのメッセージ
A 3年間みんなと甲子園のことだけを考えてやってきた毎日はとても幸せでした。 みんなは大切な仲間なので、進む道はそれぞれ違いますが、これからも支え合いながら頑張りましょう。

Q  後輩たちへのメッセージ
A どのくらい練習してきたかは試合に出ます。どんなにきつくても、結果を残すためだと思って最後まで頑張ってください。 そして、自分たちができなかった甲子園出場を果たして下さい。応援しています。

Q  あなたにとって高校野球とは?
A 一生の財産になったと思います。高校野球でしか学ぶことのできない楽しさや、苦しさ、涙を経験できました。 この経験は、技術以外の人間性も大きく成長させてくれたと感じます。 この先の野球と人生でも高校野球で学んだことを忘れず頑張っていきます。

≪文・写真:ボールパーク秋田編集部≫

~ profile ~

竹村 凌平
(たけむら りょうへい)
仙北中学校出身
大曲農業高等学校3年