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Q  楽しかったこと、うれしかったことは?
A 秋の大会では全然勝つ事の出来なかったチームがひと冬越え、春の試合などで成長を感じられたことです。秋の県大会で能代松陽に敗れて悔しい思いをしましたが、春の県大会でリベンジを果たし、秋田県チャンピオンになる事が出来ました。東北大会では2回戦で聖光学院にサヨナラで負けてしまいましたが、全国レベルを肌で感じる事ができ、貴重な経験をすることができました。 東北大会で1勝できたことが一番うれしかったです。

Q  苦しかったこと、つらかったことは?
A コロナ禍でなかなか練習が出来なかったことです。特に冬は一か月くらい自宅で待機する日々が続き、大好きな野球が自分の思うようにできなくてとてもつらかったです。 でもコロナのお陰で、自分で考えて行動することができ、自分の成長に繋がったことが良かったと思います。

Q  自分が成長したと感じることは?
A 自分は一つ上の代からずっと試合に出させてもらって、沢山の経験をすることができました。先輩方がいつも自分を気にかけてくれて、伸び伸びプレーすることができましたが、いざ新チームになってみると誰も頼る人が居なく、なかなか思うようにはいきませんでした。自分がチームを引っ張るという思いが空回りして結果が出ない日々が続きました。 それでも3年生になり、自分なりに考え、プレーでチームを引っ張ることができたことが、一番成長できたことだと思います。

Q  感謝していること、感謝している人は?
A 自分に関わってくれた全ての方に感謝しています。まずは3年間指導して下さった太田直監督、コーチのみなさん、毎日一番側で支えてくれた寮母の佐藤直美さんや、寮のスタッフの皆さんには野球面でも、人としても自分の子供のように育てていただきました。
 そして試合の度にどこにでも応援に来てくれ、いつも自分の背中を後押してくれた両親には一番感謝しています。

Q  座右の銘、好きな言葉は?
A 『輝く明日を信じて』です。この言葉は自分が小さい頃からずっと背中を追いかけ目標にしていた阪神タイガースの遠藤成さんがおっしゃっていた言葉です。この先つらいこと、しんどいことがあると思います。でもそれを乗り越えた先に輝いている未来が、輝いている自分がいると思います。 その輝いている自分を信じて一日一日を大切に頑張っていきたいと思います。

Q  これからの目標や夢は?
A 社会人で野球を続け、都市対抗野球で優勝することです。そして3年後にプロ野球選手になって今まで支えてくれた方々に恩返しがしたいです。 その為にはまずは社会人野球という厳しい世界で必死に食らいついて頑張りたいと思います。

Q  一緒に頑張った仲間たちへのメッセージ
A 2年半の間、本当にありがとう。この仲間がいたから今の自分があると思います。苦しいときもつらいときもこの仲間がいたから乗り越えることができました。 これからはみんな別々の道を進むことになるけど、みんながそれぞれのステージで活躍できるように頑張ろう。

Q  後輩たちへのメッセージ
A まずは今、野球が出来ているのは沢山の人の支えがあるからです。 野球ができることを当たり前だと思わず、感謝の気持ちを忘れないで頑張って下さい。応援しています。頑張れ!!

Q  あなたにとって高校野球とは?
A 自分を成長させてくれました。正直つらいこと、しんどいこと、逃げたくなるようなことが沢山あった高校野球でしたが、その中でも大きな目標に向かって仲間達と笑ったり、泣いたり、時にはぶつかりあったりして、日々成長することができました。 この高校野球で学んだ事をこれからの人生に活かしていきたいと思います。

≪文・写真:ボールパーク秋田編集部≫

~ profile ~

熊谷 豪大
(くまがい ごうだい)
仁賀保中学校出身
秋田商業高等学校3年