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Q  楽しかったこと、うれしかったことは?
A 試合で選手が喜んでいる姿を見たとき、私もすごくうれしかったです。 このチームのベンチの雰囲気の良さはピカイチで私も大好きでした。 選手のワードセンスも抜群で、スコアをつけながら笑ってしまうことがたくさんありました。 また、マネジャーの雰囲気もよく、みんなでいる時間がすごく楽しかったです。

Q  苦しかったこと、つらかったことは?
A 経験が何もなかったため、ルールを覚えることから始まりました。 スコア、アナウンス、カウントなど覚えることがたくさんありすごく苦労しました。 ですが、先輩に教えていただきながら、部活でも家でも学校でも必死になって覚えました。 また、選手がケガをしたときのテーピングも先輩を手本にしたり、調べたりして自分なりに学び、対応していくのも大変でした。

Q  自分が成長したと感じることは?
A 視野が広くなったと思います。自分の視野が広くなったからこそ誰かがしてくれたことにも今まで以上に気づけるようになりました。 そのため、気づいたらたくさん「ありがとう」と言うことを心がけてきました。 自分から積極的に言うことでマネジャー同士の雰囲気も更に良くなったような気がします。

Q  感謝していること、感謝している人は?
A 指導者、チームメイト、選手の保護者、家族、友人、他にも応援してくださった全ての方に感謝しています。 たくさんの人に支えられ、由利高校でマネジャーをしたいという昔からの夢を全うすることができました。 仲間や環境にも恵まれて私は幸せ者です。本当にありがとうございました。

Q  座右の銘、好きな言葉は?
A 「笑顔」です。どんなときも笑顔でいることを心がけてきました。 笑顔でいたら自分も周りも幸せな気持ちになります。 私の笑顔で元気になって明るい気持ちになってくれる人がいたらうれしいです。

Q  これからの目標や夢は?
A 立派な看護師になって1人でも多くの人を救いたいです。

Q  一緒に頑張った仲間たちへのメッセージ
A 普段の学校生活と野球をしている時のみんなは別人で、いろんな姿を間近で見ることができてうれしかったです。 みんなを支えるのが自分の仕事ですが、支えられることもたくさんありました。 その度に、「このチームのマネジャーで良かった」と思えたし、「もっと頑張らなきゃ」と思えました。 これからもそれぞれの道で活躍できるように頑張りましょう!

Q  後輩たちへのメッセージ
A みんな元気いっぱいで弟がたくさんいるみたいでした。 そんなみんなが東北大会でも活躍して由利高校の野球部の歴史を変えている姿を見て、すごく感動しています。 きっとみんななら甲子園で校歌を歌ってくれる。その力があるって信じています!頑張れ!!

Q  あなたにとって高校野球とは?
A 自分を成長させてくれるものです。昔から由利高校でマネジャーをしたいと思い続けてきました。 裏方としてサポートしていく中で、以前の自分よりも人として成長できたように感じます。 野球を通して学んだこと、出会った人、身につけた力は自分にとって宝物で、これからの人生にどう生かしていけるかが重要だと思います。 この経験を糧にして、これからも感謝の気持ちを忘れずに頑張っていきたいです。

≪文・写真:ボールパーク秋田編集部≫

~ profile ~

髙橋 友海
(たかはし ゆみ)
本荘北中学校出身
由利高等学校3年