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Q  楽しかったこと、うれしかったことは?
A どんな時でも近くで一番練習を見てきた分、大会や練習試合で誰かがヒットやホームランを打って、選手がたくさん活躍しているのを見ることができたのはとても嬉しかったです。 マネジャー同士でも部活終わりに色々な話をしたり、部活以外のときにもご飯に行ったり出かけたりしたことが楽しかったです。 今では何でも話せる家族のような存在です。

Q  苦しかったこと、つらかったことは?
A 仕事やスコアを覚えるのが大変でとても苦労しました。 入部当初は朝が早かったり休みがあまりないため、体が馴染まず家に帰ると眠くなり、毎日が眠気と勉強と自分との戦いでした。(笑)

Q  自分が成長したと感じることは?
A 内気な性格だったこともあり、自分の行動に自信を持つことができず何をするにも人の後ろに立つことが多く、自分から何かをすることが苦手でした。 マネジャーになり選手を支えるため後先のことを考えながら自分から行動することが増え、入部当初よりもずっと社交的になり、たくさんの人と関わることで人間的に成長することができました。

Q  感謝していること、感謝している人は?
A 同じ学年のマネジャーである友海さんです。毎日同じ時間を過ごし、どんなときも二人で頑張ってきました。 友海さんは私とは正反対の性格でとにかくポジティブでいつも笑顔が絶えない人です。 私の内気な性格をここまで変えてくれたのも友海さんのおかげでもあり、私がつらいときや落ち込んでいるときはいつでも相談に乗ってくれて、笑顔にしてくれたり励ましてくれました。 友海さんとの出会いは一生の宝物です。大好きです。本当にありがとう。

Q  座右の銘、好きな言葉は?
A 「"Always be yourself" いつもあなたらしくありなさい」です。 「yourself」は「あなた自身」という意味の他に、「いつものあなた、正常なあなた」という意味も持っています。 私は物事を深く考えすぎてしまい自分を見失ってしまうことがあります。 そんなときはいつもの本来の自分を考え、思い出して自信を持つようにしています。

Q  これからの目標や夢は?
A 将来は看護師の道に進み、たくさんの人を健康で充実した生活を送る手助けをしたいと考えています。 部活動で培ったマネージメント力というのは看護においても役に立つと思います。 マネジャーの経験を活かしながらたくさんの人に寄り添える人間的に魅力のある看護師になりたいと思います。

Q  一緒に頑張った仲間たちへのメッセージ
A よく耳にする言葉だけど”一生懸命”というのは誰にでもできることではないと思います。 どんなときでも笑顔を忘れずに常に”一生懸命”取り組んでいる姿を見てとても勇気をもらい活気づけられました。 甲子園という目標は叶えることは出来なかったけど、みんなと共に過ごせたこと全部が大事な思い出で幸せでした。 大人になったらみんなでもう一度集まって思い出に浸り笑い合いましょう‼

Q  後輩たちへのメッセージ
A スイッチが入ったら燃えまくる熱いみんななら絶対に夢を掴み取ることができると思います。 つらいし、きついこともあると思うけど、毎日の一瞬一瞬がかけがえのない思い出になります。 高校野球を思いっきり楽しんでください。どんなときでも由利高野球部を一番に応援しています。

Q  あなたにとって高校野球とは?
A 自分を変えてくれ、人との出会い、人と関わることの幸せを教えてくれた高校野球はかけがえのないものです。 高校野球と出会い、私の人生は180度変わりました。 自分が感じたこと、見たこと全てを大切にしてこれからの人生に活かしていきたいと思います。 そして支えてもらった方々に必ず恩返ししていきます。

≪文・写真:ボールパーク秋田編集部≫

~ profile ~

金森 優花
(かなもり ゆうか)
岩城中学校出身
由利高等学校3年