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Q  楽しかったこと、うれしかったことは?
A 楽しかったことは、毎日の厳しい練習を乗り越えたあとの部室で着替える時。疲れてヘトヘトになっている時チームメートとくだらない話をして笑っているときが一番楽しかったです。うれしかったことは、秋季大会で優勝できたことです。キャプテンとして初めての大会で不安もたくさんありましたが、一試合一試合順調に勝ち上がることができ、東北大会という舞台を経験することができたのがうれしかったです。

Q  苦しかったこと、つらかったことは?
A つらかったことは、キャプテンになり自分のことだけでなくチームのことも考えて行動しなければいけないのが大変で、それに慣れるまでがつらかったです。また、角館高校伝統の冬練習のトリプル10という練習が、ほんとにつらかったです。メンタル面、体力面どちらも鍛えることができました。あの時のつらさは一生忘れることはないと思います。

Q  自分が成長したと感じることは?
A 成長したと感じることは、自分の行動や言動に責任を持つようになり、状況に応じて臨機応変に対応できるようになったことです。2年秋からキャプテンとしてチームを引っ張ってきて、責任感は誰よりも強くなり成長することができました。

Q  感謝していること、感謝している人は?
A 感謝している人は家族です。ここまで野球を続けることができたのも頑張ることができたのも、家族の支えがあったからだと思います。野球道具を買ってくれたり、朝早く起きて弁当を作ってくれたり、送り迎えをしてくれたこと、今までずっと応援してくれたこと、全てに感謝しています。 また先生方のご指導があって、技術面だけではなく人間性も成長することができました。地域の方々のサポートにもすごく感謝しています。

 

Q  座右の銘、好きな言葉は?
A 「下克上」です。グラブにも下克上という言葉を入れ、常に意識することで誰にも負けられないという意志を持ち、自分を奮い立たせていました。チャレンジャーという気持ちを忘れずに、大学でも先輩たちに負けないように努力していきます。

Q  これからの目標や夢は?
A 大学でも野球を続け、一日でも早くレギュラーを勝ち取れるよう頑張ります。また、全国大会の舞台でプレーしている姿を、これまでお世話になった方々に見せることができるよう、今から体作りやトレーニングをし、日々努力していきます。

 

Q  一緒に頑張った仲間たちへのメッセージ
A 2年半ありがとう。高校野球での目標は叶えることができなかったけれど、これからは別々の進路で目標を叶えられるようにがんばろう。楽しかったこと、苦しかったことすべてがいい思い出です。いつか全員で思い出話ができる日を楽しみに頑張ります。

Q  後輩たちへのメッセージ
A 僕たちが行くことができなかった「甲子園」に出場できるように頑張ってください。これからきつい練習があると思うけど、それを乗り越えたあとに必ずいい結果が待っているのでめげずにがんばれ。角館高校を応援してくださる方々を甲子園に連れてってください。応援しています。

   

Q  あなたにとって高校野球とは?
A 技術だけではなく、人間関係や社会に出て当たり前に行うことを、改めて学ぶことができる場だと思います。挨拶はもちろん、礼儀など社会人としての基本も学んできました。当たり前の事を当たり前にやる大切さなど、これからの人生で高校野球から学んだことを発揮していきたいです。

≪文・写真:ボールパーク秋田編集部≫

~ profile ~

木村 優斗(きむら ゆうと)
南外中学校出身
角館高等学校3年