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Q  楽しかったこと、うれしかったことは?
A 新チームになり冬を越し、春の試合などでチームの成長を実感できたことがうれしかったです。秋の県大会初戦で敗退したくやしさをばねにきつい練習をしてきて、その成果が春にチームとして成長していることを実感できました。特に一番嬉しかったのは、秋田商業のユニホームを着てプレーできたことです。幼いころから夢に見てきたことを実現できて、とてもうれしかったです。

Q  苦しかったこと、つらかったことは?
A 冬の合宿です。この合宿はいままでで一番きつかったです。トレーニングを初日にやって、次の日からは足がきつすぎて普通に歩けないくらいでした。けれども、この合宿があったからこそ下半身強化や精神面での成長も出来たと思います。

Q  自分が成長したと感じることは?
A 初めてチームの主将を務めて、前よりも周りへの気配りや視野の広さは成長できたと思います。もうひとつは、チームの主将だからこそ責任感を持って、日々の練習や学校生活を送るようにしました。

Q  感謝していること、感謝している人は?
A 感謝すべき人はたくさんいます。まずは指導者の方々です。コロナ期間でもあり大変な時期が続きましたが、私たち部員の事を最優先に考えてくれていました。それから、3年間お世話になった寮のスタッフの皆さんにも感謝しています。私たちが暮らしやすいような環境を整えてくれ、体のバランスを考えたご飯を準備してくれるなど、本当にお世話になりました。そして、何より一番感謝しているのは両親です。3年間一番応援してくれました。家が遠いのにも関わらず毎回試合に来てくれたことには大変感謝しています。

 

Q  座右の銘、好きな言葉は?
A 「全力に悔いなし」です。この言葉は、私が中学1年時の担任の先生が教えてくれた言葉です。何事にも全力で取り組めば悔いは残らないという意味です。中学の卒業式で、最後にこの言葉をもらって高校へ進学しました。

Q  これからの目標や夢は?
A 今年からは社会人になるので、まずは立派な社会人になりたいです。挨拶など秋商で培ったことを生かせる社会人になりたいです。もうひとつは、両親に恩返しする事です。ここまで成長できたのも両親のおかげなので、ちゃんと恩返しができるようにしたいです。

 

Q  一緒に頑張った仲間たちへのメッセージ
A 2年半一緒に野球が出来て楽しかったです。つらい事を乗り越えられたのも、一緒にいてくれたみんなのおかげだと思っています。頼りないキャプテンだったかもしれませんが、ついてきてくれてありがとう。

Q  後輩たちへのメッセージ
A みんなが甲子園でプレーしている姿を観たいです。甲子園出場を決めた時には、私も一緒に甲子園球場に行こうと思います。きついことを乗り越えた先にいいことが待っていると思うので、これからも毎日頑張ってください。

   

Q  あなたにとって高校野球とは?
A 一言でいうとむずかしかったです。中学の時とは全く意識することも違いました。考えて野球をするという意味を、高校野球の2年半で分かった気がします。きっと、この考える野球を理解できたチームが強くなるのだと思います。

≪文・写真:ボールパーク秋田編集部≫

~ profile ~

須藤 哲平(すどう てっぺい)
象潟中学校出身
秋田商業高等学校3年