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~審判コラム~

秋田県野球協会審判部 能代支部 山崎拓真


 私は高校を卒業後、東京の専門学校に入学するため地元を離れました。2年間の東京生活を終え秋田に戻ってくることとなりました。ある日のニュースを見ていた時、国際審判員の現秋田支部長三浦和幸氏のインタビューが目に留まりました。私は小学生の時に野球をやっていたので、審判員の姿を目にすることがありました。いつか選手と一緒にグラウンドに立てればと思い、審判員を目指すことを決意し、受験することにしました。


 試験当日は何をするのか、難しいのかと心配でした。先輩の審判員の方から「ちゃんと声を出して行動すれば、合格するので大丈夫。」と言われたので、一生懸命頑張って声を出して試験を受け、無事に合格することが出来ました。それから3年間、学童野球や中学校野球の練習試合で審判員としてグラウンドに立ち、ジャッジしてきました。


 試合の中でいろいろと失敗することもあり、プレーを見るためなぜそのポジションに行かなければならないのか、打球の判定は必ず止まってジャッジするなど、講習会などで先輩方から数多く勉強させていただき、今に至っています。今までの試合の中で大きなトラブルはありませんでしたが、今後起こりうることなのでしっかりと勉強し、堂々とハキハキ言えるように頑張っていこうと思っています。


 第103回全国高校野球選手権も3年ぶりに有観客で開催されました。甲子園でジャッジしている審判員の方を見て勉強しメモを取るなどし、わからないことがあれば先輩方に聞いて、少しでも自分のためになるよう頑張りたいです。


 これから大きな大会などでジャッジする機会が多くなると思います。能代支部長、秋田支部長には迷惑をかけると思いますが、いつかは甲子園に出場できるように精一杯頑張っていきたいと思います。






『野球審判員募集!!』秋田県野球協会 2種資格審査会 令和4年10月16日(日)