☆ オーダー表の作成 ~自分がどのタイミングから出場するのかは事前把握済み~
今大会は大会要項から出欠確認、ガイドライン等々すべての参加者に周知するためのツールとしてラインでグループを組み連絡しました。オーダー表も事前に選手に送信した。
選手交代は、審判員でなくベンチスタッフに伝えるとインカムで放送席に伝える。また名前を書いたマグネットシートを貼り付けたホワイトボードを準備して采配ミスがないようにしてくれた。たくさんの選手をもれなく出場させるために、オーダーは事前に組み、選手に周知することは大変重要なことであった。
☆ オリックスブルーウェーブ高橋功一投手
1995年リーグ優勝に貢献し、日本シリーズ第5戦に先発した実績を持つ元オリックス・ブレーブス投手だ。現在は東加古川レッドアローズ(ヤングリーグ)の監督をしており、年末に帰省したときには三種町で野球教室を開催している。今現在もビシッとしたボールが投げられる。高橋投手にたくさん投げてもらえば負けなくてすんだが、投げさせなければいけない50歳代投手がいたので高橋投手には1イニングのみを託した。
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☆ 満塁ホームラン兒玉大介選手
予選では柵越えのホームラン二本を含む、打てば長打の兒玉大介選手。甲子園でも素晴らしい打球を放ち、走力を生かし満塁ランニングホームランを達成。守りも堅実で間違いなく能代高校OB会の中心選手として県大会同様甲子園でも大活躍した。
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☆ ヤングの代表者であり、チームの主将村岡啓太
高校時代、主将を務めた村岡啓太選手。今大会は主将として登録したのは、これまで県内で開催されたマスターズ甲子園秋田支部予選や交流試合すべてに参加している選手だからである。高校時代の2年秋は東北大会で菊池雄星を擁する花巻東に、3年夏は二木投手を擁する明桜に敗れ甲子園出場はならなかった。それだけに今回は甲子園で、主将として優勝旗を持って行進し、投手として、内野手として、主軸としてのプレーは格別な思いであっただろうと想像する。村岡主将に限らず、参加したすべての選手が一球一打一瞬に感動した大会であった。
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☆ 最後の打者は金谷久弥会長
~マスターズ甲子園出場でOB会の親睦を深めることに~
今回に出場するためにいろいろとご尽力を頂いた金谷会長には大感謝である。初回は、山田久志さんの捕手を務めた金谷会長が、最終回となった7回二死から相原選手が執念の四球でつないでくれ、2死満塁で金谷会長が代打で出場した。フルカウントから三振し試合はゲームセットとなったが、甲子園で野球ができたことにチームのみんなが会長に感謝する瞬間でもあった。「松陵会」会則第2条に「会員相互の親睦を図ることを目的とする。」という一文がある。マスターズ甲子園に出場し、いろいろな世代の方々が交流することになったことがきっかけで、今年度松陵会の新年会参加者予定者はかなり増加した。特に新規参加者が多かったことから、マスターズ甲子園がOBの親睦を図ることにつながったといえる。金谷会長がその職責を果たしOB会が活性化したことは会員一同本当にありがたいことで、今後現役選手への支援の輪も大きくなるだろう。
甲子園から戻って2週間後に金谷会長の音頭で、「親睦会」を開催したが、「また甲子園に行きたい」とメンバー全員が口をそろえた。松陵会新年会はコロナ感染拡大のため中止を余儀なくされたが、会員同士のつながりは確実に強くなった。能代高校硬式野球部松陵会は、マスターズ甲子園2021大会への出場は期待以上の効果が感じられ大成功であった。