menu

Q  楽しかったこと、うれしかったことは?
A  冬期間の厳しいトレーニングをこなして、試合で結果を出すことができた時の喜びが大きかったです。努力をすれば必ず結果が出ると感じたので、今でも自分で厳しいトレーニングに取り組み、努力を続けています。そして、練習や試合が終わり疲れている時に、仲間と食べに行くラーメンや焼き肉がとても美味しかったです。

Q  苦しかったこと、つらかったことは?
A  苦しかったことは、2年生の秋まで投球フォームが固まらず、制球難になったことです。エースの気持ちが折れてしまえば、チーム全体の気持ちが折れてしまうと言われていたので、常に強気なプレーで盛り上げることを心がけてきました。   冬期間のウエイトトレーニングで、毎日100㎏以上の重さでトレーニングすることがつらかったです。でも、このトレーニングを乗り越えたことで身体も大きくなり、ホームランを打てるようになりました。

Q  自分が成長したと感じることは?
A  高校に入学した頃に比べると下半身が大きくなり、球速はもちろん、ボールの切れや伸びが出るようになりました。学年が上がるにつれて、キャッチャーに「球質が重くなった」、「球速が伸びた。」と言われたときに、成長できていると感じました。大学生の投手はレベルが高いので、自分もさらに成長できるようにがんばりたいです。

Q  感謝していること、感謝している人は?
A. 冬期間ので使用している、ビニールハウスのネットやビニールが破れた時に、忙しい中にもかかわらず修復作業をしてくださった保護者の方々に感謝しています。   一番感謝している人は母です。16年間一人で私の野球人生を支えてくれました。仕事の疲れが溜まっている中、朝早く起きて弁当を作り、学校まで送ってくれたことに、とても感謝しています。

Q  座右の銘、好きな言葉は?
A. 「克己心」です。自分の欲望や怠け心に打ち克てるように、日々努力をしています。つらい練習など、この言葉を思い出しながら取り組んでいます。

Q  これからの目標や夢は?
A  大学に進学し、150㎞/h以上のボールが投げられるような剛腕投手になりたいです。そして、全国の大学生が目指している大学選手権や明治神宮大会に出場して、エースとして活躍し、プロ野球選手になることです。今までお世話になった人たちに、自分の成長した姿を見せることができるよう頑張ります。

Q  一緒に頑張った仲間たちへのメッセージ
A  2年半の間ありがとうございました。1年生の時から、ピッチャーという重要な役割を務めさせてもらったことにお礼を言いたいです。つらい練習でもみんなで頑張って乗り越えてきたからこそ、今の成長した自分がいます。これからは仲間の思いを背負って、大学でも頑張りたいと思います。

Q  後輩たちへのメッセージ
A  部員数が少なく、十分に練習ができないと思います。つらい場面があってもみんなで支えあって乗り越えてください。

Q  あなたにとって高校野球とは?
A  人生で一度しか経験できない貴重な時間です。一つの目標を達成するまで、チーム全員でつらいことを乗り越えてきました。野球を通して仲間との信頼関係など、この先の社会でも役立つような、大切なことを学べる貴重な時間でもありました。

≪文・写真:ボールパーク秋田編集部≫

~ profile ~

栗原 類
稲川中学校出身
増田高校野球部3年