20世紀の思い出
野球部あるある
金足農業高校
●下級生編 ・登下校時は追分駅までダッシュ。自転車通学の部員は自転車から降りてダッシュ。 ・行き帰りは電信柱にも挨拶。 ・夏の大会が終了するまで、白スニーカー、スポーツバック。オレンジのグローブ、半袖アンダーシャツは使えない。 ・集合時間の2時間前に集合。夜中の3:30からグラウンド整備も当たり前。 ・実習用の作業ベルトを制服に着用する。 ・1年のストッキングは白。上級生の白紺にあこがれる。 ・嫌いな先輩のグローブ、スパイクは、”たんぺ”(つば)をつけて磨く。ローションより光る。 ・上級生に話しかけてはいけないので、たまに先輩と2人きりになると気まずい。 ・入部と同時に専属と呼ばれる直属の先輩と主従関係を結ぶ。権力のない先輩の専属だと後輩はなにかとキツくなる。 ・たまに先輩たちに呼ばれ一発芸大会が開催される。事前に先輩から言われた通りやったのにマジギレされる。 ・先輩が注文する「カップラスペシャル」はカップラーメン+サラミ3本+カツ。 ・先輩からの「おつかい」で不足があったときは、体育館の下に貯めてあったジュースのビンを売って補填する。 ・廊下は走ってはいけないが、野球部が練習に行くときに教室を出た瞬間からの全力疾走は許される。 ・公式戦五回終了のグラウンド整備での相手高との「トンボ」の取り合いでは絶対に負けられない。負けると先輩からお灸を据えられる。 ・学食を使えない。 ●上級生編 ・3年になって学食で玉丼とラーメン!って注文した時は、俺もここまで来たかと感慨ひとしお。 ・安田商店のツケは卒業式の日に支払う。 ●嶋﨑監督編 ・嶋のスパイク。磨き過ぎて、エナメル並みの光沢。 ・ケリを入れられると、そこに靴墨の跡が残る。 ・新入部員が多く入った年は人数整理のため? に強化練習並みの練習量で半分以下になる。 ・秋田商に勝つと機嫌が良い。 ・取材が来るといつも以上にノックのペースが速くなる。 ・内気な選手は度胸付けでいきなり「歌え!」と指名される。千葉遠征の帰りの上野駅で歌ってた先輩がいた。 ●しつけ編 ・挨拶はチャーとオスの2種。なぜ、チャーとオスなのか誰も知らない。 ・嶋がいる事務室の前を通る時は大きな声で挨拶。 ●練習編 ・嶋が昼で帰った時の喜び、戻って来たときの絶望感。 ・雨乞いの踊りをやらされ、雨が降らなければヤラれる。 ・練習時間が長く部室の時計が見えないため、内野手、外野手に時計係がいる。 ・首脳陣がグラウンドに来た時、「キ、キ、キ」と言ってチーム全体に知らせ、誰が来たかもサインで送る。 ・使えない部員を見張りにつけてしまい、嶋が来たのを見逃し、バスケットをやっていたのが見つかり、「そのままやれ!」と言われ、腕組みをした嶋の前でバスケットを続けた。その後のことは思い出したくない。 ・試合などでメンバー外の居残り練習の際に、普段おとなしい先輩が急に偉ぶってチョッカイを出してくる。 ・室内練習場で練習した後の鼻くそはドス黒い。 ・前日の練習後にグラウンド整備をして帰るのに、次の日の朝にまたグラウンド整備をする。 ・とりあえず声を出しておけばあまり怒られない。 ・ずーっと正座して声を出している部員がいる。 ・真夏にグラコンで練習。練習後、サウナに連れて行くのは、甲子園の暑さ対策。 ・追い込まれた時「田沢湖合宿を思い出せ!」の名セリフ。嫌な思い出しかないので思い出したくない。 ●合宿編 ・合宿の食事時の「ニンニク」の量がハンパない。お腹を壊す部員もいる。 ・歴代食べ残し事件が勃発しているパセリは、「食べる」「牛乳パックに隠す」「後輩にあげる」で回避する。 ●卒業後 ・卒業したら先輩たちの面倒見がよくなる。 ・今でも下足を反射的に揃えてしまう。 ・後輩たちが嶋と「シマーズ」というチームを作ったのを聞いて嫉妬。 ・ベンチ入りじゃないメンバーを「白虎隊」と呼び、やたらと仲間意識が強い。 ・引退後、集まりがあると白虎隊は「お前はめんこ(ベンチ入り)だべ」「俺がだは白虎隊だ」と振り分けたがる。 ・夏の大会、八橋球場のスタンドには金農OBが集まり一斉にヤジを飛ばす。 ●そのほか ・ぶどう、梨など果樹を盗んだら停学。 ・それでも下宿組は、練習後に暗くなってから果敢に梨を採りに行く。 ・豚、牛を傷つけてしまったら停学。 ・あやまって死なせてしまった場合は退学。 ・女子マネの階段掃除が待ちどおしい。 ・途中で辞めた部員の多くはウエイトリフティング部かボクシング部。 ・下宿の生徒は一般生徒から おかずを1品ずつ分けてもらい、最後はエラい量の「ゴージャス弁当」になっている。 ・みんな紫色が好き。 ※現在はこのような事はありません! 監修:金足農業高校野球部OB嶋﨑監督世代有志 |