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~ スポーツ少年団の監督に聞く ~




旭川野球スポーツ少年団(団員数19名)

監督 高橋 信一(たかはし しんいち)57歳

秋田西中―秋田高―秋田大
 

Q スポ少の指導歴は?
A 3年前まで中学校の教師をしていました。
勝平中で8年、山王中で6年監督をしましたが、スポ少の指導は今シーズンが1年目となります。

Q 指導するにあたって重要だと思っていることは?
A 小学生の場合、野球をすることが楽しい、入団してよかったと思ってもらうことが一番重要だと考えています。
この年齢はまだ野球への入口。
楽しい、うまくなってうれしいと感じてもらい、将来も野球を続けたいと思ってもらえることが重要で、目先の勝ち負けに左右されないチームづくりを心掛けています。   
それでも試合となれば、当然勝つことが目的になるので、練習の成果を発揮できるようなチーム環境をつくりたいと思っています。

Q 試合や練習で工夫をしていることは?
A 子供たちには、いろんな引き出しを作ってあげたいと思っています。
そのために飽きさせないようにしながら質、量ともに相当こだわった練習をしています。
今は歩き方の練習から始まり、走り方など体力づくりの面でもこだわって練習をしています。
走塁にはかなり力を入れて取り組んでいます。
キャッチボールは基本中の基本なので、ここは会話をしながら、しつこく取り組ませています。

Q チームまたは野球界の課題とその対策は?
A 私たちの子供の頃と違い、野球が遊びではなくなっていて、社会環境も大きく変化しています。
生涯スポーツとしての野球は他のスポーツにはない楽しさもあり、そうした魅力を子供たちにどう伝えるかが大きな問題であり、課題でもあります。
今後、野球人口減少の歯止めのためには、いろんな知恵を出して工夫をしないといけないと思っています。
チームとしては、効率よく質の高い練習をいかにするかが課題です。
限られた時間で集中した練習をするために、飽きさせない練習メニューや技量の違う子供たちの指導など、学校の授業と似た所もあるので、指導者も引き出しを多くして指導に努めたいと思っています。

Q 今年の目標は?
A  『全県大会優勝』。
将来のある子供たちには「夢」があります。
やる以上は「全県優勝」を目指します。


≪文・写真:ボールパーク秋田編集部≫