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~ 新監督に聞く ~




大曲べースボールクラブ

監督 大信田 誠真(おおしだ せいしん) 47歳

金足農高出身
 

昨年までは助監督をしていたが、今年から正式に監督となった。
監督代行からから監督になっても、やる事はかわらない。
言い訳ができない分“責任感”は強くなった。
当然、昨シーズンよりも「ギアを1段階上げて行かないとね!」と、そのつもりで2018年を迎えた。

今シーズンは「守り」に重点を置き、1点1点を取っていくのが理想だ。
大量得点できるチームではないので、一人一人の投手が、それぞれの責任を果たし、打撃陣も得点を積み重ねることができればと思っている。
またそうしないと勝つこともできないだろう。
「現実はそのようにはいきませんけどね!厳しい世界です」
そのために、主力を少しずつ若手に移行していきたいと考えている。
ベテランの体力的な負担軽減と、ここぞの集中力に期待したい。
それでもまだまだ、ベテランの力を借りないと試合にならないが、その中でも、若手の起用を増やして経験を積ませようと頭の中で、試行錯誤を繰り返す。
うまくベテランと若手の融合を図る構えだ。
監督が、1から10まで指示を出すのではなく、選手それぞれが考えて、今、何をしなければいけないのかを判断できる選手の育成も合わせてしていくつもりだ。

チーム全員に期待するが、その中でも、2年目の安藤啓斗には昨年、チーム事情で外野を守らせたが、今年は本職の捕手としての活躍を期待している。
投手の高橋憲龍には“一番の努力家”なので一人立ちしてほしいと願っている。
内野手の小松宗矢にはベストナインなどの“個人タイトル”をぜひ狙ってもらいたい。
外野手では福田光弥。
“新主将”として全てに期待を寄せている。
また、新人も6名が加入予定で「どのチームも最近は左打者が多いので」、左投手2名には即戦力として期待を寄せている。

目標は「クラブ選手権 本戦出場」
地元の高校の設備を借りて、毎週土・日の練習に汗を流し、開幕を迎えたい。


≪文・写真:ボールパーク秋田編集部≫