~ 夢追い人 ~
菊池 謙信(きくち けんじ) 審判員資格2種 審判歴2年 平成7年6月9日生まれ 築山小―秋田南中―秋田商高 |
Q 野球歴は?
A 築山小、秋田南中、秋田商高で野球をしていました。秋田商では軟式野球部で全国大会に出場し3位。国体でも3位でした。
Q 審判員になったきっかけは??
A 兄が審判員だったので元々興味はあったのですが、私が高校2年のときに、岩手県で行われた北東北大会の試合で一つのプレーの判定に納得できず、悔しい思いをして、一度は審判に対しての興味も薄れたのですが、夏の高校野球秋田県大会で兄が審判を務める試合を観戦したときに感動を覚え、審判をしてみたい、してみようと決意しました。
Q 審判員になったときの感想は?
A 平成28年に受験して29年から審判を始めました。資格を取った直後はそうでもなかったのですが、実際に試合に立って責任感が出てきたと思います。
兄と同じ試合で立たせてもらって、その場で直接指導されて。自分のやっている事がことごとく違っていて審判員の大変さが分かりました(笑)。
Q 審判員の醍醐味(だいごみ)は?
A 選手との一体感、審判のクルーの動きの一体感、審判でないと味わえない世界が醍醐味(だいごみ)でしょうね。
Q 審判をしていて大変なことは?
A 実績も経験も浅いため、少しずつ経験を積みながら勉強していこうと思っています。
自身が野球経験者なので1球の怖さ、1球の重みを心に刻んでいます。
Q 試合中に心掛けていることは?
A 兄から「静止してプレーを見ること」と言われているので、そのことは心掛けています。
あとはルールブックや手引きに書いてあることを忠実に行えるようにして、少しでも不安要素を取り除くようにしています。
Q 審判をしていて楽しいことは?
A 自分はまだ自信がないので、楽しむまではいかないです。
気持ち的には60%楽しみで、40%が不安まで持っていきたいと思っています。
Q これから審判員を目指す人へのアドバイスを
A 老若男女を問わず、興味がある人は「一緒に審判をしませんか?
悩む前にまずはやってみませんか?」。今までとは違う角度で野球を楽しめますよ!
Q 道具へのこだわりは?
A 現在は兄の御下がりを使用しています。
それなりにいい品ですので十分使用できる状態ですが、長く、丁寧に使うことをモットーにしています。
Q 菊池さんにとって野球とは?
A 野球がないと自分の存在価値がなくなる。
それだけ野球中心の生活を送っています。
Q 菊池さんにとって審判とは?
A 現在、模索中です。
Q これからの目標は?
A 早く一人前の審判員になれるように頑張ることと、目標は大きく甲子園への派遣審判員や国際審判員になることです。
あとは、兄に追いついて、追い抜くことです。
≪文・写真:ボールパーク秋田編集部≫