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~ スポーツ少年団の監督に聞く ~




秋大附属野球スポーツ少年団(団員数15名)

監督 豊島 春己(とよしま はるみ)67歳

旧 船岡中―秋田工高
 

Q スポ少の指導歴は?
A スポ少の監督は通算で25年くらいです。
今までは、旭川小の監督を20年以上やり、下北手や広面でコーチもやりました。
現在の附属小は4年目になります。

Q 指導するにあたって重要だと思っていることは?
A 小学生はスポーツをやるにあたって、心も体も準備期間と考えています。
勝ってもらいたいのですが、それ以上に“好き”になってほしいと思っています。
その結果、中学、高校と上のレベルで野球を続けてくれることが一番重要で、その橋渡し役ができればと思っています。

Q 試合や練習で工夫をしていることは?
A 挨拶はしっかりすること、個々の技術の差はありますが、まずは一生懸命やることを子供たちには伝えています。
他の小学校と違い、練習時間も短く、いろいろと行事などもあり、限られた時間の中で、集中して練習に取り組む必要があります。
そのため、練習では子供たちが夢中になって取り組める練習を中心に組み立てています。
あれこれ言ったりは極力しません。
2時間と限られた時間の中で、集中できることを子供たちと考え、練習しています。
試合では、前の試合での問題や課題を意識させ、試合の中で実際に取り組ませて修正させています。
課題については、練習でも意識させて取り組みますが、実際に試合で起こったことは、試合でしか取り返せないと考えています。

Q チームまたは野球界の課題とその対策は?
A 野球をやる子供が減ってきているなかで、髪は坊主頭でなくてはいけないとか、100本ノックとか今はそんな時代ではないと考えています。
野球も時代に合うように変化は必要だと感じています。
それと、サッカーやバスケットと違い、野球は催しものが足りないと思います。
協会を含めてさまざまな考えと取り組みが必要な時代に突入したと思っています。

Q 今年の目標は?
A 『全県大会出場』。
私も4年目ですのでそろそろ出場したいですね。   

≪文・写真:ボールパーク秋田編集部≫