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~ スポーツ少年団の監督に聞く ~




秋田市東部ST(セイント).スターズ野球スポーツ少年団(団員数18名)

監督 村越 勇(むらこし いさむ)57歳

下北手中―秋田高
 

Q スポ少の指導歴は?
A 監督11年、コーチ5年など16年になりました。
子供がスポ少に入ったのがきっかけで、携わるようになりました。
それから辞められなくなって、監督まで引き受けてやっています。

Q 指導するにあたって重要だと思っていることは?
A 子供たちの自然な姿に寄り添って行くことが重要だと思っています。
技術的にはモチベーションをいかに上げるかに掛かっていると思います。
小学生の場合、一人が飽きてきたり、だらけて来ると、チーム全体に蔓延(まんえん)します。
そのためにリーダーの子供には全力でプレーできる子を選びます。
そうすることで子供たちが自然にその子について行くようになります。

Q 試合や練習で工夫をしていることは?
A これと言ってオリジナル的なことはないのですが、地域の結束や、つながりが深く、監督の私よりも父兄や地元の人々がコーチをしにきてくれるので、その方々にも役割をもって参加してもらっています。
ノックをする人や、ランナー役になってくれる人、バッティングピッチャーなどさまざまなことに協力し、応援してもらっています。

Q チームまたは野球界の課題とその対策は?
A 今年から、下北手と太平が合同チームになりましたが、いずれ、少し広めのエリアで区分けをして子供たちを集め、運営していくようになると考えています。
将来に向けて、ひとつのモデルケースになれば、と思っています。
あとは、自分の体をコントロールできない子供が多いと感じます。
それは田んぼで遊ばなくなったからですかね? 遊びにしても子供たちだけでは遊べなく、大人が付き添わないと遊べないのが現状なので、そういった点も課題でしょうね。
カープ女子ではないですが、お母さん方が野球を好きになってくれないと野球をやる子供たちは増えないのでメディアなどさまざまな媒体を利用して、女性を引き寄せるなんらかの催事が必要なのではと考えます。

Q 今年の目標は?
A  合同での新チームなので「仲良く」が一番です。
そのなかで、あわよくば『全県大会出場』を目指します。


≪文・写真:ボールパーク秋田編集部≫