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Q  チーム設立のきっかけは?
A  2017年まで下新城野球スポーツ少年団を運営していましたが、団員数の減少により大会への出場も危惧されるようになりました。
そこで団員の保護者や野球をやらせてみたいが色々な事情でスポ少に入団させていない保護者などから意見を聞いた結果、スポ少自体の運営方法の見直しが必要だと強く感じました。
勝利至上主義からの脱却や保護者の負担を軽減することで、野球を始める子供がもっと増えるのではないかと感じ、秋田市内全域を対象に団員を募集し、保護者も子供も楽しく野球をできる環境を提供しようという思いから2018年に新しいカタチのチームを設立しました。

Q  チームの運営方針は?
A  保護者の皆様にお願いしていることは送迎だけです。
組織的な親の会も無ければ、お茶当番、練習の手伝いも一切不要です。
また、学校行事や家庭事情を優先してもらい、練習や試合への参加の可否は各家庭で自由に判断をしてもらうようにしています。
練習は平日を自主練習、全体練習は土曜日、日曜日、祝日が基本です。
活動費も年間20,000円で、決算時に残金があれば各保護者へ返金しています。
基本的に飲食の会は、6年生を送る会と新年度の歓迎会兼決起会の2回で、両会共にお昼に開催する昼食会です。
保護者の時間的、金銭的な負担も軽減できるようにしています。

Q  選手の育成・指導方針は?
A  野球を通じて人間的に成長できるよう支援しています。
特に予測・判断・工夫することを自発的に行える選手になってほしいです。
夫の菅原憲樹(秋田銀行野球部元監督)が監督として技術面、精神面の指導をしてくれていますが、園児から高学年までの幅広い選手がいるので、個々の能力に合わせて段階的な指導を行っています。
また、球数制限は当然ですが、それ以前に正しい投球動作を身につけることが重要だと思っているので、基本動作の反復練習は時間をかけて行っています。
子供たちにはケガをしないように、そして、思う存分に野球を楽しんでもらいたいです。

Q  現在のチーム状況は?
A  現在の団員数は6年生6名、5年生6名、4年生5名、3年生4名、2年生2名、園児2名の合計26名です。
6年生以外の団員はまだ募集をしています。
入団体験も同時に行っていますので、お気軽にご連絡ください。

Q  運営と育成についての保護者からの評価は?
A  保護者のすべきことは送迎のみで、練習中はすべて私や監督がみてくれるので、子供をグラウンドにおいてから気兼ねなく用事を済ませることができる、幼児も自由に参加できて、他の子供たちもたくさん声をかけてくれるので親からみるととてもうれしい、土日祝日の練習だけでも子供たちが上達しているのが手に取るようにわかる、子供たちも自分の成長を実感しているようで普段から明るい表情になり、行動、発言が前向きで家庭内でも変わってきている、等の声をいただいています。
また、監督が指導した中学生がたくさんきて練習を手伝ってくれるので、初めての子供でも体操から一緒にできるので、翌週の練習日を楽しみにしている子供も多くなっているようです。

Q  2019年度のチームのスローガンは?
A  「小さな力を合わせて大きな力に変える」です。
結果はどうであれ、みんなで力を合わせて、同じ目標に向かって頑張ってほしいですね。

Q  伝えたいメッセージは?
A  まだまだたくさんの優秀な子供たちが眠っていると思います。
「グランディールで一緒に野球を楽しみましょう!」。
これからも秋田の野球界に夫婦二人三脚で微力ながら貢献していきたいと思っています。



≪文・写真:ボールパーク秋田編集部≫

~ profile ~

秋田グランディール野球スポーツ少年団
代表 菅原貴世子
秋田グランディール野球スポーツ少年団公式ホームページ
https://akita-g.crayonsite.info/