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肩の強さと、元気が自分のストロングポイントだと思っている。
盗塁阻止については肩の強さだけではうまくいかないので、肩を生かしつつレベルアップできるように頑張ったが、ピッチャーとの意思の疎通がうまくいかず、思うような結果を残せなかった。
ずっと硬式でやってきて、軟式のボールに慣れることも大変だった。
また、去年は盗塁阻止率9割、打率3割を目標としてきたが、盗塁阻止率は6~7割くらい、打率は2割2分で終わってしまった。
逆に自分の実力も分かったことで、今年の目標は打率3割、中軸を打ち続けられるように頑張りたい。
さらに、今年はまた新しく選手が入ってくるが、“キャッチャーは高橋しかいない”と思わせたいし、見せつけていかなければいけないと思っている。
目標を達成するために、自分の持ち味を忘れずに結果を出せるように努力する。
スローイングの際、肘が下がりやすい、左手の使い方がうまくない、など自分の弱いところを見直し、基本的なところを意識してキャッチボールなども取り組んでいる。
去年に比べるとコントロールも良くなっているので、そのコントロールを維持できたら良いと思っている。


今年からボールが変わることで昨秋に使ってみたが、感覚的にはすごく良く、バッティングは手応えありだと思う。
チームの先輩方も優しく、すぐに馴染めた。
試合中に自分がミスをしても先輩たちがうまくフォローしてくれ、休みの日にご飯を食べに連れて行ってくれたりもした。
なので、楽しく野球に取り組めた1年だったと思う。
他の選手に自分はどこが負けているかを探すのではなく、どこのチームの誰にも負けていない部分を強化するなど、ポジティブな心も忘れずにいたい。
一番大きい目標としてはチームで官公庁の全国大会出場、個人としては、国体選手に選ばれたい、という思いをモチベーションに頑張りたい。

≪文・写真:ボールパーク秋田編集部≫

~ profile ~

高橋 穣(たかはし じょう)
捕手 19歳
角館高―秋田市役所