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能代高時代、秋は全県準優勝、春は全県優勝をした。
トップバッターとして1年生から試合に出ていたので打撃には自信があった。
ゴールデンリバースに入って1年目の春に、いきなりTDK戦で1番ショートで先発した。
打席に立って、1球目、2球目と見たときに“力の差”を肌で感じた。
狙った変化球も当てるのが精いっぱいだった。
まともなスイングをさせてもらえない。
これが現実だった。
JR秋田にいる2つ上の兄(細田拓朗 21歳)に負けたくなくて、ゴールデンリバースの門を叩いた。
1年目の目標を「試合に出ること」「全国大会の一員になること」に定めた。
春先に幸先よく試合に出たものの、それ以降、仕事の都合で参加できなかった。
あこがれの全国大会にも行けなかった。
悔しい1年となった。
今年こそは、是が非でも目標達成に燃えている。
2年目の目標を「全国大会デビュー」と「企業チームに勝つ」と決めた。


グラウンドでは遠慮はしない。
チームのために“ガツガツ”やり抜く。
一番若い者の特権だと思う。
先頭に立ってやっていく心構えも出来た。
2018年の納会では『打率』『打点』『盗塁』『MVP』とチーム内の賞を総取りできるように頑張る。
「取る自身もあるし、取らなきゃいけない」と思っている。
「兄のいるJR秋田にも絶対勝ちます」。
夢はJR秋田と戦って勝つこと。
兄に勝つこと。
野球をやっていて一番うれしいことは”優勝”だ。
社会人でも秋田で優勝して、全国でも優勝できれば最高。
そのために、努力を積み重ねたい。

≪文・写真:ボールパーク秋田編集部≫

~ profile ~

細田 祐次朗(ほそだ ゆうじろう)
内野手 19歳
能代高―ゴールデンリバース