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  西目シーガルズJr野球スポーツ少年団
    熊谷 洋介 監督


Q1.選手育成及び指導方法の対応
A  最初に感じた事は、投げ方から、しっかりと育成しなければいけないということだ。
学童野球の投手は、体の大きい子供、運動神経の良い子供、肩の強い子供などが多いと思う。
このような子供は、細かい事を身体能力でカバー出来るので、投手として成り立っている部分が大きい。
人数の少ないチームで、上記の様な子供は、いても1人~2人ぐらいだと思われる。
球数制限導入後は、少なくとも4人~5人の投手を育成しなければいけないので、指導側も個人の感性や経験だけではなく、しっかりとした知識を学んでいきたいと思う。

Q2.試合での対応
A  1日1試合であれば、大きな変化なくこなせると思うが、1日2試合をどう戦うのか、戦えるのかが気がかりだが、1試合で4人~5人の投手を起用できれば、当然、1人の投手の負担は減るので、今まで以上に集中して対応してくれるのではないかと思う。
大会の上位を目指す試合で、どの投手をどこの試合で登板させるのか、どのような順番で登板させるかが難しいと思うので、普段の練習や練習試合などから子供の特性を今まで以上に掴んでいかなければならないと感じる。



  横手南野球スポーツ少年団
     大日向 秀臣 監督


Q1.手育成及び指導方法の対応
A  当団は、5年以上前から投手1人が1日に投球する目安を80球に設定して継投をおこなっている。
今回は80球から70球と10球減る程度なので特に心配はしていない。
指導や投手育成に関して特段の変更点はない。
怪我防止・選手育成の観点から最高学年になれば全員に投手をしてもらうので誰がエースとの考えもチームには無い。
勝ち試合でも当然80球になれば継投していくので逆転負けもあるが、ずっとそのスタイルなので子供たちも納得している。
基本的に2週間に1度程度しか練習でも投球練習も行わせていない。

Q2.試合での対応
A  今年度のマック全国大会(高円宮杯)で採用された内容の70球制限だとかなり厳しい。
一例だが、A君が先発し、3回までに30球の投球数。
4回からはB君が3イニング登板。
残り40球投げられるA君を7回からもう一度登板させようとしたが、今回のマック全国大会で採用された投球制限は、1人の投手が1試合連続して70球投げるのは可能だが、一度他のポジションに就くと同じ試合では再び登板出来ないとの内容だったと聞いた。
真夏の猛暑という環境で、打って走ってきた選手に連続70球は過酷だ。
県でも来年度採用するのであればその辺りをもう少し考慮した柔軟な70球制限にしてもらいたい。
監督としての戦い方は、相手投手の投球数は気にせず、打者に対しては”良い球きたら強く振れ”の指示で、戦い方は特に変わらない。
執拗に揺さぶりや、カットをしてくるチームが現れるかもしれない事が懸念されるが、それも作戦なので仕方がないと思っている。