menu


  金足西野球スポーツ少年団
    加藤 正英 監督


Q1.選手育成及び指導方法の対応
A  ダブルヘッダー、怪我、体調不良等を考えると、投手の人数はかなり多く必要になる。
そのため、肩の強さやボールの速さなどは一切考慮せず、団員全員にピッチャー、キャッチャーの指導をしていく。
団員が少ない、高学年が少ない団の良さは、低学年から多くの経験を積めるところだと思うので、個々の能力に合わせてコントロールを良くし、全員が多くのポジションを守れるようにしていきたいと考えている。
また、子供は家に帰っても壁打ちをしたり、投球練習をしたりと、団の練習以外でも多く投げる。
そのため、それらの情報を保護者と共有し、協力し合いながらガイドラインに沿った指導を行いたいと考えている。
(基本方針)
 ・投球練習では球数を20球に制限する。
 ・キャッチボールに関しては、過度な遠投は控え、遠投を行う場合は球数を制限する。
 ・練習以外での球数も保護者と協力して、投げ過ぎに注意するようにする。

Q2.試合での対応
A  今まで(1日7イニング)であれば、4年生以下が試合に出なければいけない団であっても、高学年に2名程度優秀な投手がいれば、大会で勝ち上がることができた。
しかしながら、70球となると小学生のコントロール、優秀なピッチャー対策とした待球戦術等を考えると、1人3イニング程度になるものと考えられる。
ダブルヘッダーを考えると、最低でも5人の投手が必要になる。
そうなると、当団のように、5年生以下が2年生まで含めて11名しかいない団となると、4年生も投げなければいけなくなる。
そのため、私個人としては、勝ち負けも重要だが、小学生では野球を好きになること、基礎を学ぶこと、仲間と共同して試合を作り上げることなど、人材育成としての部分を多く学ぶことが最重要だと考えている。



  築山野球スポーツ少年団
    阿部 伸吾 監督


Q1.手育成及び指導方法の対応
A  全力の度合いが学年や体格で変わるので、難しいところではあるがどのような場面を全力投球とするかを策定する。
例えば、キャッチボールは学年ごとに〇m以上は全力とみなす、外野の中継を介さない送球は全力とみなすなど、決め事として設定し、練習メニューを確立することを考えている。
難しいのは、バッティングピッチャーの扱いである。
こちらもルーズになる部分は多少でてくるかもしれないが、5本2回のフリーバッティングとした場合、打者数×5球(実際8球投げたとしても)と割り切る。
常に指導者がいるとは、限らないので、選手同士でも、指導員(父兄)でも、分かりやすい・管理しやすい決め事を作ることを考えている。

Q2.試合での対応
A  投手を可能な限り育成し、2試合で6人の投手を投入できるくらいが理想である。
団員が少ないチームなので、分業制として投手育成のみを行うことはできず、野手としての練習も必要となることから、今まで以上にオーバーワークにならないか、そうしないように注意することが大切であるが、悩ましい。
要望としては、投球制限の導入に伴い、申告敬遠制度を取り入れてほしい。