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Q  入学の経緯は?
A  ここで野球をしたいという学校は特にありませんでしたが、高校野球をやることだけは決めていました。
強い学校よりは弱い学校で勝ち進みたいという希望の方が強かったので、五城目高を選びました。

Q  楽しかったこと、うれしかったことは?
A  最後の夏の大会です。
私たちのチーム方針である「スーパーメンタル」が一番発揮された時だったと思います。
どんなに点差が開いていても、9回2アウトでも最後まで絶対諦めずに笑顔でプレーすることができました。
1回戦、2回戦と、最初から最後まで楽しかったです。

Q  苦しかったこと、つらかったことは?
A  2年生の秋の大会前に腰を痛め登板できずに終わってしまいました。
その後、今度は肺炎になってしまい、頑張って増やしていた体重が5キロ以上減ってしまいました。
今まで一番大切にしていたボールの質が落ちてしまい、それまで頑張ってきたことが一気になくなってしまった事が一番つらかったです。

Q  自分が成長したと感じることは?
A  自分の力を知った上で、自分の良いところを伸ばすことができたことです。
エースの佐藤彰斗のように140キロを超えるストレートは投げられません。
私は下半身をうまく使って普通の投手とは違ったタイミングで投げられるようになりました。
また7種類の球種を実戦で使えるようにしたことで自分を高めてきました。

Q  感謝していること、感謝している人は?
A  監督さんと昨年まで投手コーチをしてくださった佐々木コーチです。
投球フォームについて悩んでいた時に監督さんと佐々木コーチには本当に助けてもらいました。
おかげで今の自分のスタイルがあります。
ここまで育ててくれたことにとても感謝しています。

Q  座右の銘、好きな言葉は?
A  「克己躍進」です。
私たちの五城目高校野球部の部訓でもあります。
これからの人生でも邪念に打ち勝ち、日々躍進していきたいと思います。

Q  これからの目標や夢は?
A  私は専門学校へ進学します。
そこで国家資格を取り、今まで一番苦労をかけた両親にしっかり恩返しをしたいと考えています。

Q  一緒に頑張った仲間たちへのメッセージ
A  3年生はマネジャーを含めて8人という少ない中で、みんなで楽しく野球を続けられて良かったです。
みんながリーダーという感じで、みんな格好よかったです。

Q  後輩たちへのメッセージ
A  とにかく監督さんを信じて勝ち進んで下さい。
苦しいことを乗り越えた後に本当の楽しい野球が見えてくるはずです。

Q  あなたにとって高校野球とは何だった?
A  自分の視野を広げることができました。
周囲への気配りなどさまざまなことに気付けるようになりました。
人間として成長することができたと実感しています。

≪文・写真:ボールパーク秋田編集部≫

~ profile ~

半田 魁壱(はんだ かいち)
秋田県南秋田郡出身
五城目高校3年