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Q 野球を始めたきっかけと時期は?
A 父、兄、姉が野球をやっていたので、小さいころから野球はずっと身近なものでした。 スポ少に入ったのは、小学3年のときです。

Q 硬式野球を選択した理由は?
A 高校でも野球を続けたいと思っていたので、周りより少しでもうまくなりたいという気持ちから、本荘由利リトルシニアを選択しました。

Q 本荘由利リトルシニアでの思い出は?
A 全国大会に2回出場できたことです。 中学2年の秋に、東北大会4位になって翌年、第22回日本リトルシニア全国選抜大会に出場しました。 もう1回は、第7回林和男旗杯国際野球大会全国選抜大会でした。 これが私の中学野球の締めくくりの試合となりました。

Q 開志学園(新潟)の志望動機は?
A 女子野球部が創部5年とまだ新しく、練習会にも参加しましたが、チームの雰囲気がとても良かったので進学先に決めました。実際入部して半年ほどたちましたが、部員みんな仲が良くて楽しいです!

Q 開志学園女子野球部の年間スケジュールは?
A 大会は年間で2、3回くらいしかないので、その分、週末の関東遠征がたくさんあります。平日の練習は16時ころから始まって19時には終わっています。練習が厳しくてつらいと思うこともありますが、頑張っています。

Q 学生生活は?
A 初めて親元を離れて生活してみて一番つらいと思ったのは、自分の身の回りのことをすべて自分でやらなければいけないことです。特に洗濯が大変です。 いつでも自分の好きなタイミングで洗濯機を使えるわけではないので、順番待ちで寝る時間が遅くなることもよくあります。食事は提供してもらっているので自炊はしていないです。帰省時期が近くなると、「早く帰りたい!」と、だんだん家が恋しくなってきます(笑)。

Q 一番印象に残っている試合は?
A 3年生にとっては最後の大会となる第21回全国高校女子硬式野球選手権大会での埼玉栄高との準決勝です。3点を追って迎えた最終回に2アウト1、2塁のチャンスで私に回ってきましたが、結果はレフトフライでした。1年生から試合に出してもらっていて、ありがたい気持ちも当然ありますが、プレッシャーもたくさんありました。ですが、試合に出ていない先輩たちが励まして、支えてくれていたんです。なので、そんな先輩たちの気持ちに応えたいと思っていたし、もっと先輩たちと野球がやりたいと思っていたので、すごく悔しかったし、申し訳なかったです。あのときは誰よりも泣きました(笑)。

Q お父さんに一言
A 野球のことで悩んで相談すると、必ず的確なアドバイスをくれるので感謝しています。

Q お母さんに一言
A いつもワガママばかり言ってしまいますが、優しくしてくれてありがとう。

Q 好きな言葉、座右の銘は?
A 『笑顔』です。苦しいときでも、そういうときだからこそ、あえて笑顔でいようと心掛けています。

Q 野球をやっていてよかったと思うことは?
A 試合に出て勝った、結果を出せた、そういうことが一番うれしいです。

Q これからの目標は?
A 選手権で日本一になることです。 引退した先輩たちの思いも背負っているので、勝って恩返しをしたいです。

Q 憧れている野球選手は?
A 姉の野乃花です。絶対に越えたい存在です!!

Q 将来の夢は?
A 侍ジャパン女子代表で4番を打ちたいです!

Q 鈴木さんにとって野球とは?
A 小さいころからずっと隣にありました。なくなってしまったら大変な、とても大切なものです。

≪編集後記≫
祖父と父は社会人野球で活躍。兄の雄大さんはJR秋田、姉の野乃花さんはアサヒトラストで活躍中。まさに野球一家だ。本荘由利リトルシニアから同じく県外の高校で頑張っている東海大相模高の遠藤投手、鶴岡東高の川本選手の活躍も刺激になっているという。持ち味の打撃力をさらに強化して、秋田を代表するスラッガーになってほしい。


≪文・写真:ボールパーク秋田編集部≫