Q 野球を始めた時期ときっかけは?
A 野球を始めたのは小学校5年生の春からです。
きっかけは、4年生のとき、今の中学1年の先輩の試合を見に行ったことです。
そこで試合をしている先輩たちが格好よくて、自分も一緒にやってみたいと思いました。
Q 好きな球団と選手を教えてください。
A 日本ハムです。
好きな選手は、中田翔選手です。
女子のプロ野球選手については、興味はあるけどあまり見る機会がないからわかりません。
Q 野球の楽しさは?
A 試合でも練習でも、野球をやっているときはいつも楽しいです。
特に楽しいと思う場面は、ヒットを打てたときや、難しいゴロやフライを捕れた時です。
上手くなるとそういう場面が増えると信じて、頑張って練習しています。
昨年は、女子学童野球の秋田県選抜チームに入って、他の学校の女子選手と一緒に練習や試合をしたことがとても楽しかったです。
今年の3月には選抜チームで岩手県大船渡市に遠征に行きました(第5回「絆」女子野球軟式野球交流会出場のため)。
そんな経験ができるのも、野球のおかげだと思います。
Q 選手としての長所(得意なこと)は?
A どちらかというと守備の方が得意です。
ポジションはファーストとピッチャーをやっているんですが、自分としてはピッチャーの方が好きです。
ピッチャーのときは、やはり三振がとれると嬉しいです。なかなかとれないけど(笑)。
Q 監督によく言われることは?
A あまり褒められることはないんですが、…あ、でも、「ナイスバッティング」っていうのはよく言ってくれます!
そう言ってもらえると嬉しいです。
Q ご家族に感謝していることは?
A いつも応援に来てくれること。今日も来てくれています。
練習の時も、いつも送り迎えしてくれます。
Q 座右の銘、好きな言葉は?
A 「努力」です。
Q 今年の目標は?
A 一生懸命声を出して、チームを盛り上げることです。
Q 将来の夢は?
A まだ具体的には決めていませんが、人の役に立てるような仕事に就きたいと思っています。
これは看護師をしているお母さんの影響があるかもしれません。
Q 李桜さんにとって野球とは??
A 野球を一生続けていくかはまだわからないけど、今は「1番楽しみにしていて打ち込んでいること」が野球です。
練習も試合も大好きです。
下新城野球スポーツ少年団 菅原憲樹監督 談
昨年は、小学5年生の女子野球の県選抜チーム「秋田エスポワールチャレンジチーム」のメンバーとして、大船渡での大会に参加しました。
大会では、2番ファーストとして2試合に出場し、7打数3安打の成績でチームの準優勝に貢献しました。
ちなみに優勝は、同じ秋田県の6年生の選抜チームでした。
李桜選手について一言でいうと、努力家だと思います。
もともと身体能力も高いのですが、さらにコツコツと努力して力をつけてきました。
彼女は野球に限らず、どんなスポーツをやっても伸びると思います。
今年はチームのエース候補であり、キャプテンを任せることにしています。
間違いなくチームの大黒柱になることでしょう。
また、今年も6年生の選抜チームに招集されると思うのですが、そこでもエースとして活躍してくれることと期待しています。
編集後記
練習が終わった後のグラウンドで、チームメートや父兄の方に見守られながらの取材だったが、少し恥ずかしそうにしながらも一問一問しっかり考えて答えてくれた姿が印象的でした。
これからもずっと野球を続けるかは「わからない」と言いながらも、今は上手くなるためにひたむきに努力している姿勢がうかがえました。
4月からは新チームのキャプテンになることが決まったことで、主将として、今年の目標に掲げた「声を出す」ことでチームを引っ張っていきたいという意気込みが感じられました。
≪文・写真:ボールパーク秋田編集部≫