Q.　楽しかったこと、うれしかったことは？
A.　連合チームとして様々な学校の選手とプレーができたことです。 連合ならではの刺激のある試合環境の中で別々の学校が一体となってプレーする事に楽しさを感じました。 また、試合を重ねていくうちに声掛けや連携プレーも上達していきチームの成長や個々のスキル向上にもうれしさを感じました。 連合チームでしか味わうことのできない野球ができて本当に楽しかったです。

Q.　苦しかったこと、つらかったことは？
A.　4番としてなかなか結果が出なかったときです。 ここぞというときに一打が出ずなかなか点数に結びつけることができませんでした。 三振を引きずって守備でもミスをしてしまい、チーム全体に迷惑をかけてしまった事が本当につらかったです。 でも仲間の声掛けや監督方の励ましに背中を押され切り替えることができました。 仲間や監督方の存在の大きさを肌で感じた瞬間でした。

Q.　自分が成長したと感じることは？
A.　周りを見る力です。 キャプテンとしてチーム全体を見るようになり、自分のプレーが自然とした流れでできるようになりました。 また、声掛けの質や状況に応じて守備位置を変えるなどの基本的な部分も自然とできるようになりました。 監督に言われてから気が付くことがほとんどだったので、自分の判断でこなす事ができるようになり、成長したなぁと感じます。

Q.　感謝していること、感謝している人は？
A.　ここまで支えてくれた家族です。 母は朝早くから弁当を作り、送迎までもしてくれました。 父はキャッチボールやスイングの確認など、プレー面で指導してくれました。 家族のおかげで大好きな野球を続けてこれたのだと感謝の気持ちでいっぱいです。 これからは自分が恩返しできるように頑張ります。

Q.　座右の銘、好きな言葉は？
A.　「つらいときこそ笑顔」です。 これは日常生活から心がけている言葉です。 どんなにつらいことがあっても下を向いていては前に進むことはできません。 つらいときこそ笑顔、これを心がければ自然と前に進むことができます。 笑顔は周りからもプラスの印象を受けるので笑顔が一番だと思っています。

Q.　これからの目標や夢は？
A.　4月からは地元の企業で働きます。 新しい環境の中で最初はなれないと思いますが、コミュニケーションや学ぶ姿勢を大切に働きたいと思います。 幅広い年代の方々と働けるのがとても楽しみです。

Q.　一緒に頑張った仲間たちへのメッセージ
A.　先生から怒鳴られたときもありました。 試合で結果を残せなかったときもありました。 でも、この経験を通して私たちは強くなれました。 人間性、精神力、忍耐力ともにクラスの誰よりも野球部は強いです。 野球を通して出会った仲間、支えてくれた方々に感謝して、これからも過ごしていきましょう。 そして、これからもよろしくお願いします。

Q.　後輩たちへのメッセージ
A.　3年生が引退し、部員が一人となってしまいました。 ですが、その分先生方や他校の選手からスキルを学べる機会が多いはずです。 これから課題も増えてきてつらいときもあると思うけど、諦めず練習を続けてください。 連合のエースとして自分の持ち味をどんどん磨いてください。 連合を引っ張るエースになることを期待しています。 これからも頑張ってください。

Q.　あなたにとって高校野球とは？
A.　自分を大きく成長させてくれた存在です。 9年間の野球を通して一番濃く、充実した野球をさせてくれました。 これも支えてくれた家族、先生方があってこその高校野球だったと思います。 支えてくれた方々に感謝し、次は自分が恩返しするんだという気持ちで生活していきます。 ありがとう高校野球、今まで支えてくれたすべての人に感謝です。

≪文・写真：ボールパーク秋田編集部≫